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MUPカレッジ返金騒動

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MUPカレッジとは、実業家の竹花貴騎さんが主催するセミナー型オンラインサロンの名称です。元Googleの社員という肩書を引っ提げ、ビジネス界で成功を収めている竹花に憧れる多くの人(主に若者)が月会費を払って参加していましたが、とあることから炎上→返金騒動へと発展しました。

MUPカレッジ返金騒動の概要は以下の通りです。

元Google社員で資産100億円以上を自称する竹花貴騎さんが運営していた。
メインとなるうさぎクラスの会費は月額8,980円。
実際にオンラインサロンでは情報の発信を行っていたものの、料金に見合ったレベルのものかというと疑問が残る。
ライオンさんクラスという280万円もする超高額なクラスもある。
竹花貴騎さんが経歴詐称していたという疑惑を発端にして大炎上する。
元Google社員ではなく、業務委託で関わったことがあるに過ぎなかったことを竹花さん自身が認める。
輝かしい経歴を信じて入会した多くのサロンメンバーから返金を求められる。
返金に応じる姿勢を見せたものの、月額1回分のみという不十分な内容に終始する。

竹花貴騎さんの経歴

MUPカレッジ責任者である竹花貴騎さん

MUPカレッジは竹花貴騎さんの経歴詐称疑惑をきっかけに炎上しました。
これまでに竹花さんが自称していた経歴や実績には、真実のものもあれば明らかな嘘もあったようです。

2021年5月時点での情報を元に、それぞれの真偽をまとめました。

真実である可能性が高い情報

東京都出身、1992年6月4日生まれ。
25歳の時に株式会社Limを設立して実業家として成功した。(やり口は別として)
YouTubeやInstagramを活用したインフルエンサーとして有名。

嘘である可能性が高い情報

元Google社員という肩書。
→実際には社員ではなく業務委託に留まるものだった。

23歳の時に東証一部上場グループ海外拠点のCOOに史上最年少で就任した。

プライベートジェットを保有している。
→レンタルしたものを自分のもののようにアピールしていた。

海外に別荘を多数保有している。
→こちらもただの高級リゾートホテルを自宅のようにアピールしていた。

ハワイの大学へ進学し、卒業した。
→実際にはハワイの語学学校へ短期的に通っていただけだった。

炎上した最大の要因は、自身がGoogleという世界的有名企業の元社員である、と謳っていたものの、それが事実ではないことが発覚したことです。
MUPカレッジのオンラインサロンに入会した人の多くは、元Google社員という輝かしいキャリアを持つからこそ、「竹花さんには何かがある!」と魅力を感じたのでした。

ただし、これだけではMUPカレッジ及び竹花さんが詐欺を働いていたと断言することはできません。実際に、MUPカレッジ内で配信された情報やYouTube動画は「それなりに」価値のある情報だ、と肯定し続ける人も一定数います。
YouTubeチャンネルのMUPカレッジはチャンネル登録者32.6万人(2021年5月1日現在)を誇り、現在も定期的に新しい動画がアップされています。

株式会社Limの経営者

株式会社Limのロゴ

竹花貴騎さんが経営者であったことはどうやら本当のことのようですが、では株式会社Limとは一体何をしている会社だったのでしょうか。
主には、Googleで培ったノウハウ(嘘)をベースに、AIを駆使してInstagramなどのフォロワーを増やしたり、口コミを増やしたりして集客の手助けをする、というツールを販売していたようです。

しかし、このツールは仮に本当にあったとしてもスパム行為に当たるもので、Instagramの規約上でも禁止されているものです。しかも、実際にはAIなんてものは存在せず、Lim社員の手動でフォロワーの追加などが行われていたことが、後に発覚します。

青汁王子の動画で炎上

竹花貴騎さんは以前より、自身の動画上で他の多くの実業家の批判を公然と行ってきました。
青汁王子こと三崎優太さんも批判を受けた実業家の一人でしたが、その三崎さんによる情報発信が竹花さん及びMUPカレッジ炎上の大きなきっかけとなります。

三崎さんは名指しで批判されたことを受け、自身のYouTubeチャンネルで何度も竹花貴騎の話題を取り上げ、「嘘で固められた人間」と酷評しました。
三崎さんが動画で訴えた竹花貴騎さんの問題点・経歴詐称疑惑のポイントは以下の通りです。

関連動画

【削除覚悟】令和のショーンT!竹花貴騎の真実を暴きます」2020年10月29日公開

竹花さんのあらゆる嘘を、根拠と共にわかりやすく説明してくれています。
ご覧のように、竹花さんは経歴だけではなく、あらゆる点で嘘をついていることがわかります。

「【竹花貴騎】青汁王子こと三崎優太さんとMUP返金問題を話し合いました。」2020年12月28日公開

さらには三崎さんからの打診を受け、弁護士YouTuberの岡田タケシさんも動きます。
MUPカレッジにお金を騙し取られてしまい泣き寝入りしている人のための裁判対策として、本人訴訟の窓口を設立することを発表しています。

本人訴訟とは?
裁判所のイメージ画像

三崎さんと岡田弁護士が推奨する本人訴訟とは、弁護士を介さずに裁判所で手続きを行うことで、手軽に訴訟を起こせるというものです。弁護士費用をかけずに手軽に訴訟を起こせる、という点がメリットです。

MUPカレッジは、運営者である竹花貴騎さんが経歴詐称をしていたものの、実際に情報の配信は行っていました。
つまり完全な詐欺とまでは言い切れないこともあり、要求できるのは支払った毎月の8,980円という会費の返還に留まります。
オンラインサロンのメンバーだった期間が1年だったとして、返金請求できる額は10万円程度です。

仮に全額返金されたとしても、弁護士を頼れば着手金や成功報酬がかかるため、金銭的メリットはほぼなくなってしまいます。
三崎さんが言うには、竹花貴騎さんはこの弁護士費用の問題からサロンメンバーに訴えられることはないと踏み、MUPカレッジは強気の姿勢を見せているとのことでした。

その打開策として有効なのが、印紙代など最低限の費用のみで済む本人訴訟だったのです。
YouTube動画を通じて被害者が一致団結できる環境を活かし、全国同時多発型の本人訴訟を起こせば、MUPカレッジにとってもきっと脅威になる、と三崎さんは訴えました。

複数の本人訴訟を同時に起こされた場合、被告側はそれぞれの案件に個別で対応する必要に迫られ、対応にかなり骨を折ることになります。三崎さんと岡田弁護士は、この本人訴訟を支援する姿勢を見せたのでした。

参考竹花貴騎氏(Limグループ)の詐称問題に伴うMUPカレッジの退会・返金に関する情報まとめ|アトム法律事務所
https://atomfirm.com/news/27393

良い前例を作れるかに注目

これまで本人訴訟は問題解決への有効性が低い(素人では弁護士相手に勝訴することは難しいため)、と見られていた手段でしたが、このように集団で大きな流れを作ることで、いままでにない結果が生まれる可能性が見えてきました。
実際に本人訴訟に動き出す人が何人現れるかは不明ですが、これが実現して被害者有利の判例、もしくは被害者が満足のいく返金事例ができれば、ネット上での悪徳商法の抑制にも繋がるでしょう。

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