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打ち子アルバイト

回るスロットのリール

始めに「打ち子」がどういったものなのかまったく知らない方のために、簡単に説明いたします。知っておくことで未然に騙されるリスクを軽減できますからね!
指定された台(スロットの高設定台やパチンコの甘釘台)を打つことで、その儲けの一部または固定でのアルバイト代を受け取る人のことを「打ち子」と言います。もちろんこの指定台に関する情報は一般客には公開されておらず、店側のそれなりの役職(設定などに関与できる)の人間が、悪だくみをして小遣い稼ぎをするためにやっているケースがほとんどです。
ありがちな構図としてはこんな感じです。

打ち子の仕組み相関図

この他にも、あたかもその店が出ているかのように一般客に見せるためのサクラとして、打ち子が雇われる場合もあります。
いずれにしても、一般客からすれば鬱陶しい存在ですので、絶対に打ち子であることはバレないようにしなければいけません。

意外にもやりたいと言う人は多い

スロットを回す打ち子

この打ち子というアングラなアルバイト、意外にもやりたがる人は多いのです。
普段からパチンコ・パチスロをやっていて時間を持て余している学生やフリーターを中心に、ある意味人気のアルバイトの一つと言ってもよいかもしれません。なにしろ好きなパチンコやスロットを打っているだけでお金がもらえるのですから、それも理解できなくはないですね。

うまいこと募集をかければそれに食いつく人は多いため、そこを利用した詐欺が横行している点には注意が必要です。その具体的手法については後述します。

普通のバイトよりも過酷

しかし、実際やってみると非常に過酷な仕事です。軽く12時間以上拘束されて椅子に座りっぱなしですし、固定給であればいくら出玉を伸ばそうが給料は変わらないため、非常に退屈でモチベーションの維持も大変です。やはりスロットやパチンコは、出せば出した分だけお金が増える!というところに興奮するわけで、お金がかかっていなかったり、報酬が固定だとわかっていると途端に味気ないものになってしまうものなのです。

遅刻にも厳しく、万が一それで抽選に間に合わず、指定台が確保できないような事態になれば、罰金どころでは済まない可能性もあります。(アングラなアルバイトだけに、裏社会の人間も関係している可能性は大きい)
また、万が一お店の常連などに打ち子であることがバレたりすれば、それもまた大きなトラブルに発展する可能性があります。当然ながら雇い主が守ってくれることもありません。いざと言うときは完全に無関係を装って見捨てられます。

打ち子詐欺

騙し取ったお金を持ち笑う詐欺師

打ち子のアルバイトの募集をかけ、そこに集まってきた人に対して「登録料」や「情報料」といった名目で金銭を要求する手口で行われます。中にはその募集が既存の有名パチンコ雑誌などに掲載されていることもあり、そのような場合警戒心を持たずに応募してしまう人も多いようですね。
本来の打ち子アルバイトに、登録料や情報料などのお金がかかることはありません。しかし、お金を払いさえすれば、パチンコやパチスロで楽して稼げるのではないか?という期待から要求された通りに払ってしまう方は少なくありません。

当然ながら勝てません

当然ながら、このような要求をしてくるところは最初からお金を騙し取ることを目的としているのであり、指定台の情報など持っていません。最初にお金さえ騙し取れれば、あとはその人が勝とうが負けようが知ったことではないのです。負ければ「今日はツイてなかった、次こそは勝てる」と言い聞かせられ、勝てば情報料として勝ち分の一部を徴収されます。どちらに転んでも搾取されるしかなく、金銭的にプラスにするのは不可能と言えるでしょう。

ゴト師絡みはさらに危険

単純な高設定や甘釘の指定台を打って出すのではなく、あらかじめ台に仕込まれた裏ロムなどを利用して不正な方法で出すようなイカサマ行為をホールで行う人のことを「ゴト師」と言いますが、これをやらされるのはさらに危険です。
仮にそのイカサマが本物だとすれば違法行為となるため、店にバレれば警察行き。(警察行きだけで済めばマシかもしれないです。)また、「ゴトを使えば必ず稼げる」と話しを持ち掛け、情報料を要求してくるような詐欺の可能性もやはりあります。いずれに転んでも待っているのは地獄です。

被害に遭ったら

騙されて頭を抱える男性

この詐欺の厄介なところはその内容の特性上、「守秘義務」といったワードを持ち出すことにより、あらかじめ被害者が他人に相談したり警察に駆け込んだりすることに予防線を張っているところです。またそれと同時に、被害者も最初からアングラなアルバイトであることを自覚していることから、周りに話しにくい後ろめたさが最初からある、という点です。

もしも打ち子詐欺に引っかかってしまったら、まず誰かに相談しましょう。そしてお金は取り返しましょう。
詐欺師が求める守秘義務など守る必要はないですし、被害者であることには変わりないので、そこに引け目を感じる必要はありません。もちろん今後同じような手口の詐欺に引っかからないように反省する必要はあるとは思いますが…

返金について、当たり前ですが「指定台を打ったのに勝てなかった」なんてことを店に言ったところで無駄です。無駄どころか、警察に突き出されてしまうかもしれません。返金を求める相手は打ち子の募集をかけていた業者です。虚偽の情報に基づいた求人を行っているため、それによって生じた損害を請求することができます。パチンコやスロットで負けた分についても、請求できる損害に含まれます。これらの内容を踏まえ、業者側とコンタクトを取って返金請求をすることろから始めましょう。

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